昨日は姫とお弁当を持って、近場の動物園に行ってきた。
昨日は祭日だった上に、絶好のカンガルー日和(?)だったので、たくさんの人が動物園に来ていた。
前回は、平日だったこともありとてもすいていて、漠然とうらぶれた動物園だと思い込んでたので、なおさらその人の多さにびっくり。


なかでもボクが一番おもしろいと思ったのは、「サル山」だ。
動物園の動物は基本的に、単体とか2頭くらいで、せまいオリにおしこめられ、寂しさや退屈さからか、活き活きとした表情を失ってしまっている動物が多い。
でもサル山はそれ自体プチコミュニティといった感じで、リーダーあり、お局さまあり、子供あり、みんな活き活きと社会生活を送っているように見えた。
またその関係を想像しているだけでもかなりおもしろった。
真昼間から、大観衆を前に、「こと」に及んでいるサルなんかもいて、しかもオスは終わった後すぐにだるそうに寝転んで、メスに毛づくろいさせている…
「あんな男になったらサルと一緒だな…」とひとり自戒。


そのほか、昨日は人が多くて驚いたのか、ナーバスになっている動物が多いように思えた。
ホッキョクグマはずっと歩き回っては、足を上げ人を威嚇していたし、ライオンもまさにキレル寸前という感じで、しきりにおそろしいうなり声をあげていた。
でもライオンがそうやって人を威嚇すると、観衆はますます喜んで、ライオンの周りに集まってくる。
そうすると、ライオンもますますストレスをため…
ボクら二人がそんなライオンの前からすっと消えても、ライオンのストレスを和らげられるとは思わなかったけど、ボクにはその光景が見ていられなかった。
あらためて動物の悲しさを痛感する。
せめてこうやってボクらを楽しませてくれている動物達に感謝せねば、と思った一日だった。


その後、ひょんなことから姫とケンカ…
ケンカというより、説教を受ける。

昨日の教訓。
相手によく思われたいがゆえに、無理にかっこつけようとして、逆に相手の信用を失い傷つけることもある。
かっこつけるならそれ相当の努力をする!

ごめんなさい。

PS
一応許してはもらえました。