ブログに書くことが見つからない。
暇だった時期は、毎日あんなにいろいろ書いても、まだまだ自分を表現しきれなかったのに、今では何も書くべきことがない自分に気付く。
真の芸術家を生み出すには奴隷制度が必須だ、と昔の人は言ったそうだけど、まさにその通りだと思う。
あの頃は、こんな空っぽなヤツながら、いろいろ頭を使って考える余裕があったから、それなりにいろいろ書くこともあった。
でも、ちょっと働き始めると、すぐそんな余裕を失ってしまって、語るべき自分がいなくなってしまう。
何も考えていないからだろう。
余裕があってこそ人はいろいろな想像力を得られると思う。
そんなことを考えていると、本当に働くことが自分にとってプラスになるのだろうかと、つくづく考えてしまう。
働くことは人の成長にとって必要不可欠だ、とよく言われる。
ある意味ではそれは真実だろう。働くことによってしか得られないものも多くあるだろうし、そういうものをたくさん身につけている人が、社会的に「立派」といわれる人たちなのだろう。
でもそれは、ボクが目標にする人物像とはかけ離れている。
ボクはボクらしく、自分が大切だと思うものを大切にしつつ、自分が楽しく、幸せだと思える生き方をしたいと思う。
それが他の人からみればささいなことであっても…
他人からどう思われるとか、相対的満足とかそういうものではなく、自分なりの幸せを本当に見つけられている人って、意外に少ない気がする。
ボクはそんな人になりたいな。