今日は働きはじめて初のオフ♪
忙しくて今週は休みなしかと思っていただけにラッキー。
平日は店に買出しに行くこともままならないので、ここぞとばかりに生活必需品をいろいろ買いに行く。
同じ一人暮らしでも、学生時代とはやっぱ違うと実感。
このごろblogしたり、働き出したりで明らかに読書量が落ちた。
帰宅後ビールをがぶ飲みしてボーっとしている時間がとても無駄なので、ぼちぼち読書したり勉強したりする習慣をつけていこう。
そんなこんなだけど、最近読んだ本をメモ程度に。
『流しのしたの骨』 by江國香織
江國さんの本はけっこうカバーしてるけど、この本はなんかミステリーっぽいタイトルから敬遠していた。
でも実際は全然ミステリーテイストなどなく、すごく素敵な物語だった。
食事中ずっと手をつないでおくために、左手だけで食事する練習をしたり、食卓に紅葉した葉っぱが添えられていたりなんて、とても素敵な生活だと思う。
それにしても家族(親の教育)の影響ってとても大きいんだなと改めて実感。
そういうのを強く引きずった人なんかはやっぱ結婚すると苦労しそうだなー。
『だれかのいとしいひと』 by角田光代
おもしろかった。
これも素敵な生き方をしている人がいっぱい。
元カレの家に復讐のために、合鍵を使ってしのびこんだり、昔埋めた凧を掘り起こしに行ったり…
あぁ、ボクも素敵な生き方をしたい…
『少女の器』 by灰谷健次郎
物語というよりエッセイみたいな感じ。
でも人間関係の分析とかボクの何万倍も鋭いなー。
『いじめの時間』 アンソロジー
イジメはかなり好きなテーマ。
湯本香樹実さんの本は読んだことがなかったが、かなり感性が合いそうなので読んでみようと思った。
『夏の庭』 by湯本香樹実
うーむ、小学生か中学生の頃にこの本を読んでいたら…と思わずにいられない。
また大人になって子供の心を見失いそうになった時にも、子供と一緒に読みたいなー、と思わされる本でした。
『せつない話』 山田詠美編
吉行淳之介さんの本は読んだことがなかったけど、「手品師」という短編を読んでぜひ読んでみたいと思った。
展開はちょっと読めてしまったけど、なにより鋭いし、短い中に童貞男のせつなさがつまっていて震える。
今度ぜひなんか読んでみよう。
『夜のピクニック』 by恩田陸
本屋大賞受賞ということで、かなり期待して読む。
悪くはなかったけど、期待が大きかっただけに…
青春ものは大好物で名作をいっぱい読んできただけに、見方が厳しくなってしまうのかもしれない。