最近、愛国心について考えさせられることが多い。
ほかでもない。
最近の東アジア情勢が原因だ。
韓国とか中国で起こる反日デモを見ていると、「ホンマによーやるなー。」と、ただただ呆れさせられる。
竹島問題にしても、職業が漁師で、生活に関わるとかだったらまだ分かる。
でもあの人たちの生活に竹島が直接関わってきてるとはどうしても思えない。
でもあの人らはこの上なく本気だ。
むしろ本気すぎて恐い。
直接知ってるわけじゃないけど、日本の全闘共とかも似たようなもんだったんだろうなと思う。
あまりなにも考えてないけど(ってか考えてないからこそ!?)、とりあえずみんなで一丸になって、立ち向かうべき「悪」を作り出して、それと徹底的に闘っていく。
それはある意味気持ちのいいことなのだろう。
「悪」に一緒になって立ち向かっていくことで、恐ろしいほどの連帯感や一体感、そしてなにより自分が「正義」の味方になったかのような陶酔感が得られるのだろう。
でもその陶酔は錯覚だ。
よく考えればひたすらにむなしい。
そもそも「悪」と「正義」の前提があまりにも主観的で偏りすぎている。
ちょっと考えれば自分のバックグラウンドがあまりにもあやふやで不安定なものだと気付くだろう。
でも彼らはそういうことにすら気付かず、自分の「正義」をひたすらにそして盲目的に振りかざす。
そしてその「正義」にひたすら酔っている…
そういうことでしか、自己満足が得られないのかと思うと少し同情してしまう。
なんか「愛国心」とかいう実態のよく分からないものに踊らされてるだけじゃない?
竹島が自分の国の領土であろうと、となりの国の領土でもどっちでも、自分には関係ないやん!?
たとえ自国がふぬけでも自分がしっかりしてたらええやん!?
そんな間接的で曖昧な自己実現を目指さんでも、もっと直接自分を磨いたらいいやん!?
まぁ価値観はそれぞれなんで、ボクには何も言えないけど…
でも人に迷惑かけたらあかんわ。